痛みの医療への社会的責任をはたすための特定非営利活動法人

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「全身が痛くて不安でしょうがない(70代 女性)」


【主訴】
全身が痛い。
最初は首が痛くなり、それから痛みが背中全体に広がり、今は腰やお腹、腕まで痛い。薬を処方されたが全くよくならない。先生にはどこも悪くないと言われており、精神的にはうつ状態になっている。他の人を見るとうらやましい。入浴をしたら翌日の午前中まで痛みはなくなっているが、痛くなるともう動けなくなる。鈍痛と言うかなんというか、とにかく痛い。毎日30分かけて買い物に行ってはいるが、今後動けなくなってしまうのではないか?何が原因なのか、このまま良くならないのか不安でしょうがない。線維筋痛症なのではないか?

【質問】
治る方法が知りたい。私は繊維筋痛症ではないのか?

【アドバイス】
慢性疼痛は原因探しをしないことが大事だと言われています。ある程度検査をしてどこにも悪いところがないと言われているのに、なぜ痛いのかとその原因探しにずっとこだわっていると、脳が痛みをいつも感じていることになっていつまでも痛い状況が続くのです。
また、痛みにとらわれていると不安な状態が強調され痛みがさらに増します。このような仕組みを断ち切る事が大切です。その方法の一つとしては、痛みに対する考え方を変えることが大事で、「痛みがあるけれど歩いて買い物に行けている」「痛みがあるけれど家事ができているなど」前向きな考え方をすることが大切だと言われています。加えて運動することも大切で、運動によって痛みを抑える神経の働きが活発になると言われています。(相談者さま:そうですか。ラジオ体操もいいですか?)
はい、毎日30分のウォーキングをこれからも続け、ラジオ体操も是非加えてみてください。ただし、無理のない範囲で行ってください。

【相談者さまの言葉】
他人と比べず、前向きに考えることですね。わかりました、ありがとうございました。

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<電話相談症例>
01)「原因不明の全身痛(50代 女性)」
02)「数年に及ぶ上半身の痛み(30代 女性)」
03)「頚椎が原因だと言われた腕の痛み(70代 女性)」
04)「椅子に座るとお尻が痛い(30代 男性)」
05)「歯の治療後から歯と舌が痛くなった(60代 女性)」
06)「老化現象だと言われたひざの痛み(60代 女性)」
07)「全身が痛くて不安でしょうがない(70代 女性)」
08)「外反母趾の術後も足が痛い(30代 女性)」
09)「足の指の感覚がおかしい(60代 男性)」
10)「帯状疱疹後の激しい顔面痛(60代 女性)」