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「椅子に座るとお尻が痛い(30代 男性)」


【主訴】
お尻が痛い。
数か月前から上記症状あり。座ると痛みが出る。しびれはない。整形外科でMRIやレントゲン検査を受けたが異常なし。その後鍼治療も受けたが効果がなかったので通院をやめた。今は民間の骨盤矯正に行っている。またリリカやトラムセットなども内服したが効果はなかった。運動は以前からしている。

【質問】
具体的な治療法が知りたかった。同じような症状の人はいるのか?
トリガーポイント注射などはどうか?骨盤の歪みがあったらお尻が痛くなるのか?

【アドバイス】
痛みも不快な情動も脳で感じています。また痛みにはどれだけ調べてもその原因が見つからないものもあるのでそれを理解することも大事です。同じように椅子に座るとお尻が痛いという方はいらっしゃいますが、その程度は本当に様々です。今、日常生活には支障がなく四六時中痛いわけでなければ、痛みにとらわれないように認知を変えていくことが大事だと思います。ただ、いきなり180度ものの考え方を変えるのは困難ですから徐々に小さな積み重ねをしていってください。運動はもうすでに習慣化しているとのことですのでそれもやめないことです。また、痛みを取る、ゼロにする、ということを目標にしているとそれが達成できない限りあなた様の脳は結局痛みにとらわれている状況ですので、「痛みがあってもこれだけのことができている」という考え方をしていってください。
梅干しを見たら自然と唾液が出るように、まだ座ってもいないのに椅子を見ただけでお尻が痛くなったりする方もいます。それはまさに脳が関係しているということです。慢性痛は切り傷の痛みが数日で治るものとは性質が異なりますから、劇的に効く薬や治療法もないのが現状です。

【相談者さまの言葉】
なるほど。脳が関係しているのはテレビでもよくやっていて知っていたがよくわからなかった。でもだいたいわかりました。気長にやれということですね。ありがとうございました。

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<電話相談症例>
01)「原因不明の全身痛(50代 女性)」
02)「数年に及ぶ上半身の痛み(30代 女性)」
03)「頚椎が原因だと言われた腕の痛み(70代 女性)」
04)「椅子に座るとお尻が痛い(30代 男性)」
05)「歯の治療後から歯と舌が痛くなった(60代 女性)」
06)「老化現象だと言われたひざの痛み(60代 女性)」
07)「全身が痛くて不安でしょうがない(70代 女性)」
08)「外反母趾の術後も足が痛い(30代 女性)」
09)「足の指の感覚がおかしい(60代 男性)」
10)「帯状疱疹後の激しい顔面痛(60代 女性)」