痛みの医療への社会的責任をはたすための特定非営利活動法人

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「頚椎が原因だと言われた腕の痛み(70代 女性)」


【主訴】
両腕が痛い。
数年前に上記症状出現し、複数の整形外科を受診。痛みは頚椎からきていると言われ、1年ほど牽引や低周波治療など受けるが効果なし。1日中痛いわけではないが、明け方にズキズキして腕がだるく、じっとしていてもジンジンする。運動としては、週に何回か社交ダンスをしている。

【質問】
武田鉄矢さんが出ているCMをよく見る。今私が飲んでいるものと同じなのか?
また、この痛みとはずっと付き合っていかないといけないのか?

【アドバイス】
慢性痛についてアドバイスさせていただいていることに認知と運動があって、前者はあなた様がおっしゃる通り痛みと上手に付き合いながら日常生活を送っていくという考え方です。後者はそれと同時に習慣づけてほしいもので、1日5分でいいので外に出てウォーキングをしてください。いずれも脳が関係していて、考えるだけでもいけないので両輪でいいサイクルを作っていくということです。実際に社交ダンスをしたり、ご友人と食事をしている時は痛みを忘れているのを実感されているのでご理解いただけるかと思います。
運動は単なる体力づくりや気分転換だけではなく、継続することで「努力すればこれだけのことができている」という自信に繋がってきます。 以上の結果、痛み自体は変わらなくても、痛みの感じ方が変わることで結果的に楽になってくる可能性があるということになります。また慢性痛の方は思考のクセに白か黒か、ゼロか100かという極端な考え方をすることが多い傾向にありますが、ダメな日やできない日があっても当然ですので、その時に諦めたり過度に落ち込んでご自身を責めたりしないようにしてください。きっと大丈夫です。最後に申し訳ございませんが、そのCMについては特定の薬剤についてのCMではありませんのでここではお答えしかねます。

【相談者さまの言葉】
本当にご丁寧にありがとうございます。最初はどうすれば治るのかだけを知りたかったけれど、話を聴いてそうじゃないことがわかりました。私は外も歩けるのに怠けていたんです。早速運動を始めたいと思います。できない日があってもいいということもわかったし納得しました。あなたはこんなお仕事をして本当に大変ですね。大変さがよくわかりました。でも電話をしてよかったです。ありがとうございます。

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<電話相談症例>
01)「原因不明の全身痛(50代 女性)」
02)「数年に及ぶ上半身の痛み(30代 女性)」
03)「頚椎が原因だと言われた腕の痛み(70代 女性)」
04)「椅子に座るとお尻が痛い(30代 男性)」
05)「歯の治療後から歯と舌が痛くなった(60代 女性)」
06)「老化現象だと言われたひざの痛み(60代 女性)」
07)「全身が痛くて不安でしょうがない(70代 女性)」
08)「外反母趾の術後も足が痛い(30代 女性)」
09)「足の指の感覚がおかしい(60代 男性)」
10)「帯状疱疹後の激しい顔面痛(60代 女性)」